日本文学

山尾悠子のおそらくは英語圏での唯一の翻訳である「遠近法」を訳した方が、とある場所で「I really love Yuko Yamao’s works and have often thought I’d like to translate more of her(…)」と書いておられた。『飛ぶ孔雀』は中国語訳が進行中とも聞くけど…

朝井リョウ「時をかけるゆとり」(文春文庫)

史上最年少で直木賞を受賞した作者の初エッセイ集。おもに大学生活のことがつづられている。電車の中で読んでいて、何度も爆笑させられてしまった。 冒頭に置かれている「便意に司られる」には「走れメロス」への言及があるんだけど、この第1章に宿っている…