ファッション系の展覧会にももっと足を運びたいという気持ちで、目黒の東京都庭園美術館にて「装飾は流転する」。
すべての展示を見おえたあとに待っているミュージアムショップで、なぜか2013年という昔に発行された「美術手帖」初音ミク特集が平積み。ぱらぱらめくってみてから(さらに表紙に戻って)ちいさな文字とその意味するところに気づいたのだけど、このミクのイラストの「fashion direction」が本展覧会に参加している山縣良和によるものだった。絵そのものを描いているのはちゃんとしたある絵師さんなんだけど、ミクが「着ている」ファッションの方向づけは氏ということなのですね。面白い。
この庭園美術館、建物もいいのだけど庭園が素晴らしいので(さりげなく茶室まである!)ぜひ帰りぎわにでも散策してみてください。(2018)