山尾悠子のおそらくは英語圏での唯一の翻訳である「遠近法」を訳した方が、とある場所で「I really love Yuko Yamao’s works and have often thought I’d like to translate more of her(…)」と書いておられた。『飛ぶ孔雀』は中国語訳が進行中とも聞くけど、女性作家の幻想小説が企画が通りやすい状況下、英語圏でも単行本のかたちでなにか出ないものか。でも、上記の訳者、世界を席巻している村田沙耶香をやっている方でもあるのだ……。『文芸ピープル』によると人気の日本文学翻訳家は2年先までスケジュールが埋まっているとあるけど、そこまで行くと芸能人みたいだ。誰か、タコを引っ張る力を貸してェ!