「多様性」という漢字三文字をジッと見つめても、それはあまりに端的で素っ気なく、多様性の「た」の字もないように感じられる。それは英語のdiversityだって同じ。

南アフリカの人と初対面で話すと、「My country is a rainbow nation!」とよくニコニコしながら言っていて、なんだかいいな~と思う。白人、カラード、アジア系など、いろんな人種から国家が成り立っているさまを七色の虹に見立てていて、それを自然にほかの国の人にも話せるという。私たちに必要なのは、このステキさだ。