昨日の話の続き。この「秋刀魚」18年秋号では、台湾で開かれた「世界最美的教科書展」の会場の様子がたくさんの写真とともに掲載されている。

驚いたのは、大きいテーブルに「デザインの洗練された(と台湾の人が感じてくれている)」日本の教科書が並べられ、偕成社の<世界のともだち>のシリーズまでがきれいにディスプレイされて鎮座している! この<世界のともだち>、世界のさまざまな国の子どもたちの生活の様子をカメラマンがとらえた素晴らしいシリーズなんだけど、これはもはや「日本に固有の文化を好いてくれる」を超えて「日本人が世界を見つめるその視点を好いてくれる」という所まで行っている気がする。それから記事を読んでの印象ですが、台湾の人は日本のモノづくりやデザイン、本づくりの技術を相当に吸収し参考にしてくれているようでありがたいですねえ。

ネパール (世界のともだち)

ネパール (世界のともだち)