世界文学とか海外文学というとなにやら難しそうなイメージをもつひともいるかもしれないけど、ムロージェク(ポーランド)の短編とか、サーデグ・ヘダーヤト(イラン)の「幕屋の人形」とか、もう呆然とするくらいの可笑しい話だったりする。「幕屋の人形」なんて「な、なんだこれは!イランにも江戸川乱歩(やその時代の変態作家)みたいな発想をするような作家がいるのか!」とはじめて読んだときにさけんでしまったくらい。この作品は、近代文学好きの方の感想をぜひきいてみたいです。