2022-09-10から1日間の記事一覧

小林恭二『電話男』(ハルキ文庫)

面白かった。こういうスパッと読める文庫文で過ごす休日というのは、特別な出来事がなくても特別な一日になりうる。 以下、二つのレベルから簡潔なメモ程度に。まず個人的な思い出から語ると、この小説に初めて出会わせてくれたのは清水良典ほか編のアンソロ…