2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大滝和子歌集『銀河を産んだように』勉強会のために作成したハンドアウト

とある勉強会のために作成したハンドアウトですが、参考までに転記しておきます。本来は縦書きで、改行位置以外は手を加えていません。 --大滝和子『銀河を産んだように』を読む1.primitiveness(原初性)つい最近まで、月にはウサギが住んでいた。20世紀…

大学時代のゼミの友人たちと。「東京人」に連載されている池澤春菜「東京異国ごはん巡り」11月号で紹介されている、アラブ・パレスチナ料理「アルミーナ」。オーナーはイスラエル生まれのパレスチナ人の方。この連載は食文化についての歴史的な視点からの記…

文学フリマ東京39の収穫

●『カモガワGブックスVol.5 特集:奇想とは何か?』 ・下村思游「国立国会図書館デジタルコレクションの全文検索を用いた「奇想」および「奇想小説」の語誌の概観」:「「奇想小説」と何らかの作品群を称することはあれど、その語の由来、使われ方の変遷をあ…

ロシア文学者の高柳聡子とロシアの詩人・アレクサンドラ・プリマックの往復書簡 、「「あなたへ」と「あなたから」のあわいで」。どんな内容かな、と電車で軽く目を通すつもりが、最新の分まで凄く集中して読んでしまって、アレクサンドラ・プリマックの詩が…

lithub.com ティプトリーの伝記(自分は未読です)でつとに知られるJulie Phillipsによる、ル=グィンの政治活動への関わりを精査する記事(1/3のLiteray Hub)。韓国SF界ではオメラスを下敷きにした作品が大量に書き継がれているそうですが*、「オメラスから歩…

朱天心「想我眷村的兄弟們」

朱天心の『古都』は、この十年で読んだ海外小説で十作選ぶなら必ず入ってくる、それくらい僕にとっては大切な作品(これから読まれる方は川端の『古都』を必ず先に読むこと、でないと味わえない)。この「想我眷村的兄弟們」のことは中国の翻訳家の方が教えて…